日本太古の疫病の向き合い方とは
今朝、統合失調症の弟がまだ寝ている時に
わたしは、Eテレの日曜美術館を見ていました。
日本は、かつて、今まで起こったきた疫病と、どう向き合って来たのか?
美術や、仏像、絵巻を通して見ていくという番組でした。
仏のご加護を頂き念仏の功徳で退散していった疫病のストーリーを、
絵巻きや、仏像に彫ったり、
又、祭りにして、脅威や、恐怖を、和らげていた歴史があるそうです。
始めがあれば、クライマックスがあり、やがて、終わりを迎える絵巻きを見ることで、
心を和らいでいたようです。
又、不安や恐怖の背後では、美しい美術が生まれたそうです。
平清盛が作った平家納経、
疫病退散が目的で始まった京都の祇園祭りを、絢爛豪華に飾ったのには、疫病封じの為であったということ。
闇が、深ければ深いほど、
光は、強く、美しく輝いて見えること。
大変なときほど、光を希求する。
疫病の背後には、美しい芸術や、文学作品が
生まれてくる、と言うお話しでした。
そして、次の新しい活路を見出していかねばならないときで、
美術史からも、心のケアが大切であると
読み取れるそうです。
疫病とも現実的に向き合って、
共に生きていく姿勢も必要である、と。
弟が起きてきたところで、朝食にしました!
🍔☕️^^
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